2015年12月31日

「歯を食いしばってがんばっている仲間を思いながら、がんばろう」 長崎県春闘共闘、16春闘討論集会を開催。(12/12〜13)

長崎県春闘共闘会議は、12月12日(土)から13日(日)にかけて、長崎市内において「2016春闘討論集会」を開催しました。熊本県労連の楳本光男議長を招いた学習講演をはじめ、三菱長船分会、農協労組などから現状報告がありました。

冒頭あいさつに立った中里議長は、9月の戦争法案採決直前に自ら体験した国会前の状況について、警察が設置した危険な鉄柵が、やがて人がとても多くなり取り除かれたこと、多くの若者や有名人がスピーチに立ったこと、終始整然とした行動で終了後は必ず清掃が行われていたことなどを紹介しながら、「成熟した民主主義の行動」であったことを指摘し、「明るい展望を持って、意気高く春闘をたたかおう」と参加者に訴えました。

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「いまの労働者や政治を取り巻く状況の特徴点と16春闘をたたかう展望について」と題した学習講演では、講師を務めた熊本県労連楳本光男議長はまず、憲法を遵守しなければいけない首相が最も憲法を敵視し、憲法違反の法律(戦争法や改悪労働者派遣法など)を強行採決、成立させることを許してしまっている異常な国家の状況を本当に深刻に受け止めなければならない、単に戦争法反対だけではなく民主主義を守らなければならない、と指摘したうえで、戦争法、グローバル経済、社会保障、教育、労働法といった個別の課題について、その「異常」を解き明かしていきました。そして、国民が今の異常な状況に気づくことが本気で求められていること、働くこと(憲法27条)を労働組合(同28条)で守り抜くこと、そのために、労働組合に結集するわたしたちは運動の先頭に立って、格好悪くても走り続けること、励まし合いながらたたかえばきっと勝てる、と今後への展望を示しました。

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続いて、春闘の今後の取り組みについての説明の後、「特別報告」では、長船分会から、造船労働者の実態ついて客船建造現場の現状と分社化の話題を中心に報告がありました。また、全体討論では、県庁臨時職員裁判をはじめ訴訟の経過報告、マイナンバーなどについて発言がありました。

2日目はまず、3班に分かれて分散会を行いました。自己紹介をしながら、具体的に職場の実態や悩みなどを出し合い、議論を行いました。各班では、「どこも人が足りない、疲労が増している、職場の雰囲気が悪くなっている」「若いうちから労働法制を学ぶべき」「今、労働者の賃金を上げるだけでは解決しない。地場の中小企業をどのように生き返らせるか」といった意見が出され、盛り上がったようです。また、ある班ではマイナンバーについて職場の現状を出し合い、労働組合としてどのように対応すべきかの議論が行われていました。

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その後、まとめの全体会を行いました。
はじめに、1日目に続いて特別報告。農協労組から農協法改悪、農協改革やTPPを巡る情勢について、そして建交労から2つの裁判(光洋商事、おおとり運送)の途中経過について、それぞれ報告がありました。建交労の報告者からは「あきらめず、自分たちのやってきたことは間違いなかったと勝利解決したい」との決意も語られました。
特別報告のあと、各班からの報告をうけて全体討論を行い、最後に、春闘勝利を目指し団結ガンバローで閉会しました。

「職場に帰って、歯を食いしばってがんばっている仲間を思いながら、がんばろう」
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2015年12月08日

12月2日(水)に長崎県春闘共闘2016年度総会を開催、春闘方針を確認!

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総会参加者でメッセージボードアピール。「戦争NO! 9条守れ!」

12月2日(水)、長崎県春闘共闘会議は2016年度の春闘共闘総会を開催し、2016年の春闘方針を確認しました。

討論では、厳しい職場実態の中にあっても、(時給を引き上げなければ採用募集を行っても応募がないという経営側の事情もあって)一部組合で非正規の賃上げがあったこと、ほんとうに久しぶりに新規採用があったこと、パワハラによる精神疾患が増え続けていること、医療・介護の現場が制度改悪もあってより厳しさを増していること、TPPは地域の問題であり、地域と共闘して阻止したい、労働法制改悪を葬り去る春闘にしなければならないといった、職場の実態の報告や決意表明がありました。

「STOP暴走政治、戦争法廃止! 壊すな憲法 暮らしまもる共同で、賃上げと雇用の安定、地域活性化」のスローガンのもと、2016年春闘が始まります!

併せて役員改選も行い、引き続き、春闘共闘議長に中里氏(県労連副議長・建交労)、同じく事務局長に鳥巣氏(県労連事務局長・自治労連)ほかを選出しました。

【2016年春闘方針の概要】
★四つの基調
(1)国民的な世論と共同をさらに前にすすめ、安倍政権を退陣に追いこみ、戦争法の廃止を実現します。憲法をまもりいかす一致点をひろげ、改憲の動きをストップさせます。
(2)実質賃金の低下に歯止めをかけ、すべての働く人々の賃上げ・底上げを実現し、暮らしの改善、内需拡大・地域経済再生の流れをつくりだします。
(3)総対話と共同の推進など、「地域」を基礎に、暮らしをまもる共同(繋がり)を発展させ、地域循環型社会をめざします。労働法制大改悪を許さず、雇用の安定と社会保障拡充など安全・安心社会をめざすとりくみを前進させます。
(4)切実な要求と学習を基礎に、職場活動を活性化させ、全組合員参加型の統一したたたかいを展開します。

★重点課題
(1)国民的な世論と共同で、戦争法を廃止し、改憲策動を打ち破る
(2)実質賃金の底上げを実現する総合的な運動をつくりだす
(3)時短を軸にした働くルール確立と安倍「雇用改革」阻止
(4)社会保障拡充、安全・安心社会をめざす
(5)持続可能な地域社会への転換を求めるとりくみの抜本的強化
(6)人権・民主主義抑制に反対し、政治の民主的転換をめざす

★当面の主な日程
  • 春闘討論集会…12月12日(土)~13日(日)に長崎市内で開催します。熊本県労連楳本光男議長を講師に迎えての講演、討論など。
  • 新春統一宣伝行動…1月6日(水)早朝には、長崎、浦上、佐世保、大村、諫早の5カ所の駅前で「新春宣伝行動」を行います。
  • 地域総行動…2月中旬に実施します。早朝宣伝、中小企業・団体訪問行動、闘争宣言集会などを行います。
  • 集中回答日を中心とした総行動…3月中旬に、地域宣伝や集会、デモ行進などの行動を行います。
  • 学習・交流企画…組合員同士が学び合い、繋がるための企画を今後具体化します。
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