2011年06月02日

復興財源には大企業の内部留保を活用しよう

 長崎市鉄橋に37名が集結し大宣伝
 東日本大震災の復興財源とするため国家公務員の賃金を3年間10%引き下げるという政府の方針に対し、長崎県国公と県労連は、国公労連の全国統一行動にあわせて6月1日〜3日、県内4か所で宣伝行動を実施しています。 
 6月1日18時30分から、長崎市鉄橋でおこなった宣伝には、全法務10、全労働7、全建労 5、全医労2、県国公1(県国公25名)、高教組4、自治労連3、建交労2、県労連3の総勢37名が参加しました。
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 自治労連の里委員長、建交労の中里委員長、県労連の川崎議長、高教組の馬場書記長、県国公の塩塚副議長が次々とマイクをもち、 「公務員の賃下げは民間労働者に波及し、ますます景気を後退させます。大企業の内部留保を復興財源に活用すれば内需が拡大し、国民生活が再生します」と訴えましたわーい(嬉しい顔)手(グー)

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 東京の総務省前では6月1日から3日まで国公労連が座り込みで抗議をしています。被災地では、現地の公務員だけでなく、全国からの応援の公務員が住民のいのちを守り、くらしを再建するために昼夜を分かたず奮闘しています。震災復興には公務員の増員こそ求められ、復興財源には大企業の内部留保、米軍への思いやり予算や無駄な公共事業の見直しなどが優先されるべきです。

6月2日は佐世保駅前、3日は大村駅前と諫早駅前で早朝宣伝をおこないます。 

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2010年06月01日

労働者派遣法学習会

偽装請負の実態を生々しく−「労働者派遣法」を告発 
 

P5280004.JPG 5月28日、第3回ながさき労働ゼミナールが開催され、「労働者派遣法」について「派遣切り」された労働者の立場から学習・討論しました。報告者として熊本県労連の柴田勝之さんに来てもらい、昨年ソニーを派遣切りされてたたかった元ワールドインテックの仲間など13人が参加しました。

■4層の偽装請負で
 柴田さんは2004年から約5年間、NECセミコンダクター熊本錦工場で働き、2009年2月「生産縮小」のため整理解雇されました。しかし、雇用主は人吉急便という小さな運送会社で、人吉急便⇒日通航空⇒NECロジスティクス⇒NECセミコンと、4段階の偽装請負のもとで、工場内で半導体製品を運ぶ仕事をしていました。NECセミコンの正社員と同じ制服を着せられながら、中間搾取されるため年収は3分の1、定期昇給、ボーナス、有給休暇が全くないという劣悪な労働条件でした。
 2009年2月に解雇されたあと、熊本市で開かれた「雇用シンポ」に誘われて参加し、シンポ終了後に熊本県労連に相談をして偽装請負だったことを知り、同時期に解雇された2名と一緒にたたかう決意をしました。
 2009年3月に労働局に申告し、8月に関係した4社に労働局から指導が出され、NECセミコンには3名の直接雇用の推奨が出されました。労働局の指導をうけてNECセミコンとは6回の団体交渉をおこないましたが、直接雇用は拒否され続け、今年4月6日、熊本地裁に「地位確認、未払い賃金・損害賠償の支払い」を求めて3名で提訴しました。柴田さんは現在、「NEC重層偽装請負訴訟原告団」の事務局長として闘争専従という立場でがんばっています。
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■労働者派遣法は撤廃すべき 
 いま国会で労働者派遣法改正案が審議されていますが、現行案では派遣労働者の8割が禁止の例外となり、専門26業種については派遣期間に制限もありません。また、「みなし雇用」も抜け道がつくってあります。柴田さんは、「派遣法は撤廃すべき」と述べ、「僕らのようなひどい労働者を次世代に残せないと思ってたたかっている」と決意を語りました。

posted by nagasakikenrouren at 09:16| 大震災 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月04日

全労連が第24回臨時大会

「総選挙で、自公政治に決定的な審判を」と大黒議長が呼びかけ
「全労連共済」の発足を決定
 
 7月31日から8月1日の二日間、東京都内で全労連第24回臨時大会が開催され、長崎県労連から事務局次長が参加しました。

 全労連は今年11月で結成20年を迎えます。昨年秋からの「非正規切り」に対し全国で果敢にたたかい、多くの成果を勝ち取って、政治を動かす歴史的な運動をおこなってきました。あいさつに立った大黒議長は「失業者が400万人にもなる状況で、失業者支援と雇用創出を求めるたたかいを強め、労働者派遣法の抜本改正など安定した雇用と人間らしく働くルールづくり」を呼びかけました。さらに、総選挙について「自公政治に決定的な審判を下すとともに、新しい政治システムをつくる歴史的なたたかい」と指摘。民主党は日米軍事同盟や消費税増税の立場から抜け出せず、民意を切り捨てる衆院比例定数削減を掲げていることについて「危ない態度で容認できない」と述べ、「国民要求が実現する政治への転換をめざして2票ある投票権を有効に行使しよう」と呼びかけました。

「全労連が飛躍するとき」と活発な討論

 小田川事務局長が、派遣法の抜本改正や生活できる賃金の実現、失業時の生活保障の整備などを掲げて「安定した良質な雇用を求める運動」や、2010年2月発足の「全労連共済」の立ち上げを提案しました。
 2日間の討論では「非正規切り」とのたたかいが次々と出され、首切りにあった当事者から涙ぐみながらの発言もありました。長崎県労連からもソニー長崎ワールドインテック分会のたたかいを報告しました。
 単産・地方の多彩な活動から全労連が共感を広げ、大きく発展する流れが生まれていることを確信する大会となりました。


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posted by nagasakikenrouren at 13:04| 大震災 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月23日

県労連第39回評議員会を開催

「派遣切り」や非正規労働者の労働条件改善でたたかった09春闘
 
 県労連は6月20日、長崎市民会館で第39回評議員会を開催し、傍聴4名を含む41名が出席、09春闘の中間総括と、夏期闘争方針を決定しました。
 冒頭、川崎議長が「総選挙では保守二大政党の枠を打ち破る政治革新をめざそう」とあいさつ、 柿森事務局長が大企業の「派遣切り」とのたたかいや、県労連を結成して初めて離島で開催した五島地区メーデー、憲法キャラバンについて報告したあと、夏期闘争方針のなかから、とくに最低生計費試算アンケート、原水禁世界大会までの署名の集中、諫早湾の排水門開放などについてのとりくみを提起しました。
 討論では15人が発言し、09春闘での各組合のたたかいなどを報告しました。

若い組合員が立ち上がった全労災のストライキ
 
 全労災の溝口さんは6月12日におこなった30分ストについて、「病院はストライキをすると患者さんに影響を与えるので、なぜストなのかをキチンと訴えないと脱退者が出る。2年連続しての夏期一時金0.2ヵ月カットに怒りが集まり、若い組合員がストのチラシを積極的に配った。キチンとスジを通せば立ち上がってくれる」と述べました。
 民医労の吉玉さんは、「3年前に介護施設が開業したが、ほとんどが非正規労働者だった。医労連は厚生労働省交渉などを繰り返して、介護報酬を3%回復させた。職場でも平均7000円の賃上げと正規職員化を勝ち取った」と発言、全労働の古川さんは「職場は人出不足でムチャクチャな状況、職員同士で話もできない。定員削減の凍結を求めたが削減された。署名をとりくむ」、建交労の飯田さんは「地方整備局で過労死が発生した。バッシングにさらされている公務労働者を民間労働者が応援していこう」と述べました。

労働組合を知らせるとりくみが大事

 評議員会には県一般労組ソニー長崎ワールドインテック分会からも2人が参加、「自分たちの会社に組合はなかった。解雇される前に組合を知っていたら別の結果があったかもしれない。知ることが重要で、そのためにどうしたらよいかがこれからのとりくみ」、「県労連に入る勇気をもてるかどうかだ。県労連につながるきっかけを考えて、これから頑張れたらいいと思う」とそれぞれ発言しました。
 ララコープ労組の森さんも「ワールドインテックのたたかいを青年に聞いてほしくて青年交流集会を開催した。声をかけていくことが第一歩と思う」と述べました。


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posted by nagasakikenrouren at 10:13| 大震災 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月13日

第80回メーデー長崎県集会のアピールを動画で!

 5月1日、長崎市公会堂前広場で開催した第80回メーデー長崎県集会での要求アピールをYOUTUBEで見ることができます。

http://www.youtube.com/nagasakikenrouren

諫早湾の排水門開放(小長井漁民の松永さん)

社会保障の充実を(民医連)

道州制反対(生公連)

最賃時給1000円以上に(ララコープ労組)

大企業は雇用を守れ(ソニー長崎ワールドインテック分会)
posted by nagasakikenrouren at 09:17| 大震災 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月11日

ソニー長崎ワールドインテック分会の勝利和解にあたって

長崎県一般労働組合ソニー長崎ワールドインテック分会の勝利和解にあたっての「声明」

 株式会社ワールドインテックによる不当解雇の撤回を求めてたたかってきた長崎県一般労働組合ソニー長崎ワールドインテック分会は、本日、会社と解決金により勝利和解したことをご報告いたします。熱いご支援をいただいた皆様に心から御礼申し上げます。

 1月28日、組合加入通知書と団体交渉申し入れ書、要求書を提出して始まった22人の青年たちのたたかいは、5回の団体交渉を軸に、ソニー門前での宣伝、街頭宣伝、決起集会、ソニーへの団体交渉申し入れ、偽装請負の是正と直接雇用を求める労働局申告などさまざまなとりくみを積み重ね、不当解雇は許さないという世論を高めてきました。県議会では金子知事の「派遣会社に直接、雇用継続を要請する」という答弁を引き出し、実行されました。
 また、全国で横行している「派遣・非正規切り」のほとんどが有期契約労働者でしたが、ソニー長崎ワールドインテック分会は常用雇用であったことから、このたたかいは全国からも注目を集めました。

 青年たちは、はじめての労働組合運動を精一杯たたかい、そして大きく成長しました。会社と交渉を続ける中で、自分たちを苦しめているおおもとが誰なのか、何なのか、それを解決するにはどうすればいいのか、活動を通じて肌で感じ取ってきました。
 ワールドインテック社との交渉を終えるにあたって、組合員は、「勉強になった」「組合に入ってよかった」「普通では経験できないことをやった」「自分たちの行動で国を変えようとしていると実感した」と口々に語り、「若いときに貴重な経験ができてラッキーだった」とも述べています。
 彼らは、このたたかいが終わっても、自分たちと同じ人を出さないために社会を変えていこう、それぞれの新しい職場で仲間を増やそうと話し合っています。

 ワールドインテック社との交渉は終了しますが、ソニー長崎とのたたかい、大企業の横暴を許さず、労働者の雇用を守るたたかいは続きます。
 勝利和解を新たな出発点として、一日も早い再就職をめざしながら、県労連、全労連の一員として若い力を存分に発揮してほしいと願っています。
 皆様のこれまでのご支援、ご協力に感謝し、引き続き暖かいご声援、ご指導をお願いいたします。

 2009年5月11日

        長崎県労働組合総連合
        長崎県一般労働組合


「解決金」での決着にあたって

 私たちは、「解決金での和解」の方向で会社と交渉を続けてきましたが、会社からの最終回答を受け組合員で協議を重ねた結果、今回、会社が提示した金額で妥結することに決定しました。
 今回の最終回答で会社から提示された解決金額は、当初の組合の要求額とは開きはあったものの、前回の提示額から上積みされた金額がある程度納得いくものであったことと、「不当解雇でない以上、お金は支払うつもりはない」という最初の会社の主張を考慮すれば、不当解雇は認めていないとはいえ、「解決金」という決着を引き出すことが出来たのは、実質的な「組合側の勝利」であると思います。

**「勝利の要因」は**
 これまで組合は会社から受けた解雇が不当なものであるとして団体交渉を重ねてきたわけですが、「整理解雇の4要件」を軸に緻密な質問状を作成し、会社の不当性を追求できたことが大きいと思います。あわせて数々の抗議行動、金子知事の要請も会社への圧力になったことでしょう。
 しかしそれらは、「組合員の強固な結束」なしには全てが成しえませんでした。「どうせ無理だから」とあきらめること無く、今回の解雇で陥った組合員の窮状、交渉等で語られたそれぞれの思いを、組合員の一人一人が汲み取った結果が「結束」につながり、個を越え、最後までたたかう意志を共有し、全ての行動となったのです。
 会社との個人面談では退けられた主張が、組合をつくって団体交渉の席で、はじめて会社を動かすことができたことに、「労働組合」のもつ可能性はとても大きいものであると感じました。
 そして絶対に忘れてはならないのは、その過程で多くの人々からたくさんの応援を頂いたことです。皆様の言葉は組合員の胸を熱くし、挫けそうになるたびに奮い立たせてくれました。本当にたくさんのご支援、有り難うございました。

**たたかいの意義**
 組合員が常用雇用であったことも含めて、今回の決着がもつ社会的な意義は小さくないと思います。大企業の横暴な社員切りに一石を投じ、様々な社会の問題や国民の怒りをある程度の形にできたたたかいであったと信じます。
 今回の決着が、不当な解雇をなくし、社会の不当なシステムが改善される、第一歩であっても、なにかしらの今後の指標になれればと思います。

 2009年5月11日

        長崎県一般労働組合
        ソニー長崎ワールドインテック分会


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2009年05月08日

第80回メーデー県内5カ所で開催

青空のもと、笑顔いっぱいに

第80回メーデーを開催



 第80回メーデーは5月1日、長崎市公会堂前広場で長崎県集会を開き、750人が参加しました。夕方には、県北地区に100人(佐世保市島瀬公園)、大村地区70人(大村市民会館)、諫早地区82人(諫早社会福祉会館)の3ヵ所地区メーデーを実施しました。4月29日には県労連が結成されて初めて五島地区でもメーデー集会を開催し、54人が参加しました。

総選挙で政治をかえようと訴え

 長崎県集会は午前10時に開会。実行委員長の川崎一宏県労連議長が主催者あいさつし、「県内で首切り反対のたたかいをさらに発展させるとともに、総選挙で『構造改革』の政治を終わらせ、労働者・国民の労働と生活を人間らしく向上させることのできる政党を躍進させよう」と訴えました。

chiiwa.JPG 来賓として、初めて出席した県保険医協会の千々岩秀夫会長が、「医療崩壊と介護崩壊は、構造改革による社会保障抑制政策によるもの。格差社会は世界第2位の貧困率にもなった」として、「今の政権に国の将来をゆだねることはできない。国民の命、人権を大事にする政権づくりのために一人ひとり頑張ろう」とよびかけ、日本共産党の渕瀬栄子さんもあいさつしました。

パフォーマンスに笑いと大きな拍手が  

2分間の要求アピールでは、
@小長井漁協の松永秀則さんがメーデーに初参加し、諫早湾の排水門の開放を訴え、
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A新婦人がフリーゲージトレインの模型(?)で長崎「新幹線」のしくみを実演しました。
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B自治労連が「改憲勢力を追い詰め、成敗する長崎龍踊り」を舞い、
C民医連は社会保障を削る「カンナ」といのちを削る「大ナタ」をへし折ってアピール、
D生公連は道州制推進の怪人「ジコウナイカク」とそれを阻止するヒーロー「セイコウレンマン」のたたかいを熱演(怪人は黒いゴミ袋でつくられていて、ホントに熱そうでした)。
Eカエルのきぐるみで最賃引き上げを訴えたララコープ労組には「カワイイ」との声があがっていました。
 最後は、Fソニー長崎ワールドインテック分会の青年たちがソニーや経団連会長などの似顔絵お面で登場し、 「大企業は雇用を守れ」とよびかけ、会場の参加者が「雇」の文字を掲げて応えました。

メーデーでのソニー長崎ワールドインテック分会の訴えは、YOUTUBEで見ることができます。
http://www.youtube.com/nagasakikenrouren


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posted by nagasakikenrouren at 19:28| 大震災 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする